連盟について
理事長あいさつ
新年の挨拶
皆さま健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
神戸市老人福祉施設連盟は、昭和39年(1964年)に養護老人ホーム7施設、軽費老人ホーム1施設の計8施設で設立されました。令和6年(2024年)には60周年を迎え、加盟施設数も246施設となりました。昨年12月13日に開かれた設立60周年の集まりでは、神戸市長 久元喜造様、神戸市社会福祉協議会理事長 玉田敏郎様をはじめ多くの関係部局・各種団体の来賓と会員の皆様、そして増田明美さん(神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会会長・日本パラ陸上競技連盟会長)に講演していただきました。
令和6年(2024年)は、オリンピック、パラリンピック競技大会がパリで開催された年でもあります。開会式では、エッフェル塔からセリーヌ・ディオンさんがその圧倒的な歌唱力で、エディット・ピアフの名曲『愛の讃歌』を熱唱され、難病との闘いからの復活を見事なパフォーマンスで披露されました。『愛の賛歌』は、J1リーグ連覇を達成したヴィッセル神戸の応援歌「神戸讃歌」の元歌にもなっています。「神戸讃歌」は、阪神淡路大震災が発生した1995年の創設以来、ヴィッセル神戸の応援歌として親しまれており、震災からの復興の道のりをサポーターとクラブが市民とともに乗り越えてきた特別な思いが込められています。
奇しくも令和6年(2024年)1月1日には、能登半島地震が発生しました。世界各所の紛争も長期化し、未だ終息していません。台湾・ロシア・アメリカそして韓国・日本でも政情政局の変化がありました。また、コロナについては、感染症法上の位置づけが「5類」に引き下げられましたが、介護現場においては今も脅威となっています。新たな感染症への対応も求められる中、4月に介護保険制度の見直しが行われました。しかし、期待とは裏腹に想定を上回る諸物価高騰の影響により、厳しさを増す事業環境のカンフル剤とはなりませんでした。昨年11月の統計によると企業の倒産件数は834件(前年同月773件、7.9%増)と、31カ月連続で前年同月を上回っています。
いよいよ令和7年(2025年)には、団塊世代の全ての方々が75歳以上の後期高齢者となります。『愛の賛歌』も昭和25年(1950年)に発表され75年、エディット・ピアフさんからセリーヌ・ディオンさんへ綿連と歌い継がれています。介護保険制度が『愛の賛歌』の如く持続可能な制度となる為には、保険者である神戸市、我々介護事業者、被保険者であるサービス利用者の一致団結が重要です。誰にとってもどう考えても厳しい状況が続く状況の中、私たちは質の高い介護サービスの安定的な提供に互いの立場を超えて連携していく必要があります。
そのために、神戸市老人福祉施設連盟の会員施設は、各分野にまたがる取り組みを重ね、今後の介護保険・高齢者福祉制度の維持に尽力していくことが求められます。今後とも各方面からのご支援、ご協力をいただきながら、この連盟の枠組みを維持させていきたいと考えております。神戸市老人福祉施設連盟は、神戸市の高齢者福祉を代表する組織の一つであり、今後の高齢者福祉を推進する牽引役を果たすべき責務を負っております。皆様におかれましても、引き続きご支援、ご指導いただきますよう改めてお願い申し上げます。
【2025年 1月】
一般社団法人神戸市老人福祉施設連盟
理事長 出上 俊一
目的
老人福祉及び介護に関するサービスの質の向上と
事業の健全な発展
市民福祉への貢献等福祉の増進に寄与する
連盟概要
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組織
- 会員
- 正会員は、神戸市内の社会福祉法人等の施設長で構成する。
- 現在の会員数
- 131人
- 現在の加盟施設数
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- 特別養護老人ホーム / 112施設
- 養護老人ホーム / 9施設
- ケアハウス / 31施設
- デイサービスセンター / 94施設
- 単独型ショートステイ/ 1施設
- 計 / 247施設2024年4月 現在
- 賛助会員
- 50社(2024年4月 現在)
- 新規入会案内
- 入会をご希望の方はこちら
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役員
- 理事長 / 1名
- 副理事長 / 3名
- 理事 / 17名
- 事務局長 / 1名
- 監事 / 2名
2024年度 現在
委員会・部会
- 委員会
- 経営委員会・ケア向上委員会・事業対策委員会
- 施設長会
- 養護施設長会 / ケアハウス施設長会 / デイサービス施設長会 / 各ブロック別施設長会
- 職種部会
- 相談員会 / 栄養士会 / 看護師会 / 介護士会 / デイサービス相談員会 / 社会福祉軟式野球部(神戸ルミナリエ)
連盟沿革
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- 昭和39年(1964年)
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神戸市老人福祉施設連盟が設立
養護老人ホーム7施設、軽費老人ホーム1施設の計8施設でスタート
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- 昭和44年(1969年)
- 事務局を神戸市民生局福利課に設置(会員数 11施設)
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- 平成9年(1997年)
- 神戸市社会福祉協議会に事務局機能を委託(会員数 42施設)
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- 平成12年(2000年)
- 介護保険制度スタート(会員数 73施設)
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- 平成13年(2001年)
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神戸市介護サービス協会が発足(会員数 81施設)
介護保険事業に関係する7団体が連携し、神戸市民に良質かつ安定的なサービスを提供することを目的とし、当時の当連盟理事長吉岡氏が会長に就任
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- 平成17年(2005年)
- 神戸市市民福祉功労賞を受賞(会員数 90施設)
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- 平成19年(2007年)
- 神戸市立総合福祉センターに独自の事務局を設置(会員数 89施設)
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- 平成21年(2009年)
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任意団体としての活動を改め、一般社団法人 神戸市老人福祉施設連盟に移行(会員数 92施設)
設立趣意書
アクセス
神戸高速鉄道「高速神戸駅」から徒歩2分
神戸市営地下鉄「大倉山駅」から徒歩4分
神戸市営地下鉄「ハーバーランド駅」から徒歩7分