「介護に正解はありません!? おおぎの郷」
社会福祉法人千種会の特別養護老人ホームおおぎの郷です。
おおぎの郷には、「千種会研修センター」があります。
主に介護技術について、基礎から学習するためのシステムです。
介護に正解はありません。技術を学んでも、全ての局面で同じように適用できるとは限りません。
なので、ここで学ぶのはあくまでも「千種会スタンダード」としての原則です。
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現場では常に臨機応変の対応が求められます。ただ、その時に知識として知っているかどうかの違いは大きいです。「千種会では、このような場合、こうする」ということを知識として身につけておくことで、いざという時の判断材料になります。
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千種会研修センターでは、今、指導者の育成を進めています。
つまり、単に技術を習得するだけではなく、その技術を他者に指導する場合の伝え方、教え方を学ぶ学習です。
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自分では普段無意識に行っていることも、いざ人に教えるとなると簡単ではありません。
改めてアウトプットしようとすると理解できていない部分がよく分かります。
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これを繰り返すことによって、自分の中でも、技術が理論として落とし込まれていきます。
なによりも、「なぜ、そうするべきなのか」がよく分かります。
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この取り組みが、未来の「千種会スタンダード」につながっていきます。