特別養護老人ホーム セ・ラ・ヴィは東灘区住吉で開設27年目を迎える施設です。このたびは住吉地区に位置する特養として「住吉だんじり祭り」を紹介させていただきます。

当施設のご利用者様には近隣で生まれ育った方々が多いのですが、これらの方々は住吉だんじり祭りを幼少の頃からこよなく愛し、祭りの季節を今か今かと楽しみにされてきました。毎年５月５日に行われる本住吉神社の例大祭では、住吉地区のだんじりが施設の正面玄関前を巡行し、多くのご利用者様が見学されます。コロナ禍の影響で一昨年、昨年と中止になりましたが、今年の５月５日には３年ぶりにだんじりの巡行が行なわれ、ご利用者様は鐘や太鼓の音に心を躍らせました。

そんな住吉地区のだんじりを初めとする東灘区内の各地区のだんじり三十二基が、来る10月９日（日）に「東灘区制70周年記念だんじり巡行」として施設の南側に隣接する住吉公園に集結します。この巡行は一昨年に開催される予定でしたが、コロナ禍で2度の延期を余儀なくされていました。施設のご利用者様は、お部屋からは各地区を代表する煌びやかで壮観なだんじりを見学する予定です。

我々職員一同は、ご利用者様と「住吉だんじり祭り」を見学するたびに、東灘区の住民の皆様に広く愛されているだんじりに感動を覚えます。だんじりと同じように地域に愛される施設を目指していきたいと考えています。